部位別にみる頭髪の特徴

健康的な髪の毛

頭皮と一括りに言っても、部位によって硬くなりやすい箇所や生えやすい箇所、ホルモンの影響を受けやすい箇所など様々です。

特に前頭部(前髪の辺り)は表情筋の影響を受けやすく、逆に頭頂部(つむじ周り)は首こり肩こりの影響を受けやすくなります。

前頭部の薄毛

前頭部の薄毛

前髪(前頭部)と頭頂部は同時に弱る

前頭部の薄毛については、ご自身で最も見えやすい部分でもあるので、気になる方は多いかと思います。

「最近何となく前頭部の地肌が透けて見えるような気がする」「前髪の量が少なくなった」と感じられた時は、一刻も早く当院にご相談ください。

 

と言うのも、「前髪が少なくなった」と感じたり「地肌が透けていると感じた時は、前頭部だけではなく、既に頭頂部の方の髪の毛も細く、そして抜け始めているからです。

 

前頭部の薄毛が気になって当院へ来られているお客様の中で、前頭部の髪の毛は元気よく生えていて、頭頂部の方が弱ってきているという方は時々おられますが、前頭部のみ髪の毛が細く少なくなっていて、頭頂部の方は元気よく生えているといった方は、私自身長年も薄毛治療を行っていますが、これまで1人もいらっしゃいませんでした

 

前髪(前頭部)が最も生えやすい

前頭部の薄毛、特に前髪の生え際は1番気になる部分ではありますが、産毛の量は最も多く一番成長しやすい部分でもあります。

 

前髪の生え際から3~5㎝後ろの辺りは頭皮が固くなりやすい場所でもあるのですぐには生えてきません。

 

お客様の中には、前頭部の鍼治療を始めて間もなく額の広範囲にわたって産毛が生えてくる方が時々いらっしゃいます。

これは、鍼治療によって毛母細胞が一気に活性化されたために産毛が生えてきたからと考えられます。

この時に生えた産毛はそのまま成長する場合もありますが、ある程度抜けることもあります。

 

産毛が生え始めた時に気を付けてなければいけないことはバランスの良い食事を摂ることです。

額の産毛に関わらず、頭部の産毛が生え始めると今まで以上に栄養をしっかりと摂らなければいけません。

 

この時期に栄養が不足すると、産毛は成長しますが元々あった髪の毛は抜けてしまうことがあります

自然に産毛が生えてくる状態ではほとんど起こりませんが、鍼治療をすると一気に頭皮が活性化されてたくさんの産毛が広範囲に生えてくるため、栄養が追い付かずこのようなことが起こります。

 

元の髪の毛が抜けることなく産毛も同時に成長させるためには、髪の成長に必要な栄養素を十分に摂ることが大切になってきます。

頭頂部・後頭部の薄毛

頭頂部、後頭部の薄毛

頭頂部の髪の毛が1番抜けやすい

頭頂部と後頭部は自分ではなかなか見にくいですが、他人からは見えやすい部分でもあるので、自分の頭頂部が他人にはどう映っているのか気になるのではないでしょうか。

 

頭頂部の髪の毛は最も薄くなりやすい部分ですが、中でもつむじ周りから徐々に薄くなってくる方が圧倒的に多いと感じています。

血流不足によって髪の毛に元気がなくなると、通常巻いているつむじの渦が巻かなくなります。

この渦があるかないかが、髪の毛が元気な状態か弱っている状態かを見分ける一つの目安にもなりますので、普段から「合わせ鏡」などで確認しておくといいかも知れません。

 

早い回復には早めの治療が大切!

鍼灸サロンAKARI 頭頂部の薄毛

つむじの渦が巻いていなければ、頭皮の状態はかなり悪いということになりますが、早めに施術を開始できればそれだけ回復も早くなります。

対処が遅れてしまいますと、生き生きとした髪の毛に戻るまでにかなり時間がかかり、さらにそのまま放っておくと、頭頂部だけではなく後頭部の髪の毛まで弱ってしまいます。

 

自分では確認しにくい頭頂部の状態を確かめるポイントは「前頭部」です。

前頭部の髪の毛が細くなってきたと感じたら、後頭部の髪の毛も弱っていると考えてもらって間違いありません。

 

少しでも前頭部の生え際が気になったり、生え際は気ならないけれども抜け毛が増えてきたと思ったら、できるだけ早く当院までご相談ください。

お客様の髪の毛が元気に生まれ変われるよう、全力でサポートいたします。